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介護職員 角田 邦明 さん特別養護老人ホーム勤務

第2回カイゴ男子&カイゴ女子 発掘プロジェクト 男性部門準グランプリ

写真:介護職員 角田 邦明 さん

入居してよかったと心から思える施設に。

この仕事を目指したきっかけは?

写真:男性施設利用者とお茶を飲みながら談話する角田さん

正直、初めは全く介護という仕事に興味もなく「まだ学生でいたい」という安易な想いから進学を決めました。いざ介護について勉強をしていく中で徐々に興味を持ち始めていた頃、実習で現場に行き【理想と現実のギャップ】を目の当たりにしてしまい、介護という仕事に対して不信感を抱くようになりました。それからは抜け殻のように卒業だけを目標に学校に通い、今思えば非常に勿体ない時間を過ごしていました。そんな中、ある施設に実習にいった際に事件が起きたのです。
非常に足腰の元気なおじいさんが、何やら怒鳴りながら施設の外へ出て行ったのです。すると、見失わない絶妙な距離で職員がついていき、偶然を装い何かを話しかける・・・。するとどうでしょうか、さっきまで怒っていたとは思えない程、満足した表情でおじいさんは戻ってきたのです。私はつい聞いてしまいました「なんで初めから引き留めずに外に行かせたのか」と。すると、ある職員の一言 「あの方も私達と同じ人間。たまにはふらっと出て行きたい時もあるでしょ。当たり前の事をしているだけ」と。【当たり前の事をしているだけ】・・・。その一言で今まで抱いていた『介護イメージ』が覆ったのでした。それからは、遅くはなったですが勉強にも人並み以下ですが集中できるようになり 「人間身のある介護士」を目指すきっかけになり現在の自分がいます。

福祉・介護の仕事を目指している人たちへのメッセージ

写真:男性施設利用者の移動を介助する角田さん

特に『学生に向けて』になりますが、学生時代、勉強は勿論大切ですが、それ以上に「遊ぶ」という事を大切にしてきました。介護は機械でなく、人間相手の仕事であり、それも余命が限られた方が相手となります。そんな中で、介護士として最も大切な専門性は『自分自身の人間性』だと私は思っています。
仲間と酒を飲んで一緒に笑う。
仲間とカラオケに行って一緒に笑う。
仲間に時には悩みを打ち明け一緒に涙する。
社会に出てからも似たような経験はできますが、学生時代にしか経験できない事も多くあるかと思います。
技術や知識に対して不安に思う方もいるとは思いますが、大丈夫!そういった専門性は人間性を高めていたら、必ず現場で身についていくものです。さあ、一旦本を置いて大切な仲間と遊びましょう。

目指す目標や夢がありますか?

写真:男性施設利用者の移動を介助する角田さん

約10年現場で介護という仕事に向き合っていき、現在は介護部門の責任者として部下の育成にも力を入れています。
「まずは介護という仕事を楽しんでほしい、そこから自分しか出来ない介護を見つけてほしい」という想いがあるため、目標としては現場の部下だけでなく、介護士を目指している学生、介護に転職を考えている社会人、それだけでなく、社会全体に介護の仕事について理解してもらい、介護士の社会的地位の向上を目指していきたいです。
個人的にも、各地方で開催されている様々な大会などに、今後も参加していき、自身の介護士としてのステータスや幅を広げて活躍出来る場所を増やしていくのが目標です。

主な1日の流れ
  1. 8:00出勤 起床介助 朝食介助
  2. 9:00全体ミーティング、日程確認 業務調整
  3. 10:00フロアーミーティング日程・業務内容指示、水分補給 排泄ケア
  4. 11:00昼食調理
  5. 12:00昼食介助
  6. 13:00休憩
  7. 14:00排泄ケア 離床介助
  8. 15:00レクリエーション、腰痛予防体操、おやつ介助
  9. 16:30日報作成
  10. 17:00申し送り、翌日の日程調整、人員調整

※その他、早番、夜勤等の勤務形態あり。

Work & Off Shot

[Off]写真:居酒屋でジョッキのビールを飲む角田さん

アフター5は即居酒屋へ

[Off]写真:子どもと手を繋いで公園を散歩する角田さん

介護士の休日

[Off]写真:仲間とまわしを締めて腕を組むポーズの角田さん

決戦の日!ボディメカニクスの活用を!

顔写真:角田 邦明 さん

Profile角田 邦明 さん入職9年目

勤務先 社会福祉法人桜楽会 特別養護老人ホームのどか
取得資格 介護福祉士、介護支援専門員
取材年 2016年

介護に対して譲れない想いが強く、時には事業所内で「角田暴走警報」が発令される事もありました。そういった譲れない想いが形となり今の私があると思います。
想いに賛同してくれる仲間とこれからも躍進していきたいですね。